清 酒  雑 学 入 門 
鳳 鳴
日本酒ミニ知識(6)



えっ、こんな効果があるの?



●日本酒の美容効果で色白&髪ふさふさに
 日本酒には、肌の美白効果をはじめ、さまざまな美容効果があります。最近話題のコウジ酸。これは米麹に含まれる有効成分で、細胞の老化を防ぎ、活性化する作用を持つ物質として注目を集めています。実際に化粧品、養毛剤や育毛剤などに使われるようになっています。
 化粧品の成分としてコウジ酸が使われた場合、シミやほくろの原因になるメラニンという色素の生成を抑える働きがあるため、美白効果が期待できるというわけです。しかも保湿効果もあるため肌はしっとり。
 また養毛剤や育毛剤を開発している化粧品メーカーでは、髪の毛の組織を培養してコウジ酸の育毛効果を検証。その結果、コウジ酸を含む養毛剤、育毛剤には、老化して発毛力が衰えた頭皮や毛根に働きかけ、育毛を手助けする効果が確認されています。
 もともと日本酒には、血管に働きかけて血流をよくし、皮膚の新陳代謝を促す作用があります。これにプラスして、コウジ酸の作用で体の中だけでなく美肌や育毛に効果があるなんてうれしい限りですね。
●お相撲さんの肌がきれいなのは日本酒大好きだから
 お相撲さんの肌がつやつやと輝いているのは、ふだんから日本酒をたくさん飲んでいるせい・・・・・相撲部屋の力士を対象に、飲んだお酒の種類によって体温がどのように変化するかを調べた研究の結果があります。これによると、日本酒を飲んだときは他のアルコール飲料のときよりも長い間体温が2度ほど高い状態が続いたのです。
 体温が高いということは、皮膚の表面の血液循環がよくなります。この状態が長く続けば、栄養分も体全体に行きわたります。お相撲さんの肌がきれいなのも納得できます。
●日本酒のお風呂で血圧が安定
 疲労回復に欠かせないお風呂。これに日本酒を入れて入浴する酒風呂が、体をしっかり温め、血圧の安定にも役立つ事が、実験でも確認されています。
 普通、健康な男性は、入浴した後20分経つと血圧は平静時の状態に戻ります。ところが、日本酒風呂に入ると、湯上り直後から最小血圧が下がり始め、20分経過しても、安静時より血圧が低い状態が保たれることがわかりました。
 ただ、これは37度というぬるめのお湯が効果的です。やり方は簡単です。お風呂のお湯にコップ2〜3杯の日本酒を加えてかき混ぜるだけです。市販の入浴剤など足元にも及ばない素晴らしい効果を発揮してくれるはずです。
日本酒造組合中央会発刊「知って得する 日本酒の健康効果」より
       

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