| ●アルコール依存症とは? |
長年にわたり多量のお酒を飲み続けると、血中アルコール濃度が低くなるとまたお酒を飲みたくなるという欲求が強くおこり、飲まないと不眠、手のふるえ、発汗などの神経症状が出てきます。これを離脱症状といい、激しい場合は、けいれんをおこしたり、意識がもうろうとして幻視や幻聴をおこすこともあります。
この耐えがたい飲酒欲求と離脱症状を回避したいために、アルコールに頼らざるを得ない状態をアルコール依存症といいます。(身体的症状を含めてアルコール症ともいう。むかしの俗称では「アルコール中毒」あるいは「アル中」) |
| ●アルコール依存症の症状 |
アルコール依存症に陥った患者は、初期には反省して禁酒や節酒を誓うようですが、どうしても自力でやめられないことが多いようです。お酒のために身体的病気が進んでも、家族や先輩の説得が強硬でも、経済的に困窮しても、たとえ刑事事件をおこしてもなお飲酒を続けようとします。最後には社会的活動が不能になって、廃人同様になってしまうことがあります。
アルコール症の最も多い身体的異変は、肝障害です。肝脂肪から始まり肝硬変までいきつくともはや回復の見込みはないといいます。途中アルコール性肝炎になり急性肝不全で死亡することもあります。 |
| ●どのくらい飲めばアルコール症になるの? |
| アルコール症はどのくらい飲んでいるとおこるのかは、個人差が大きいので確実な数字であらわすのは難しいとされています。しかし、よく耳にするのは5・5・5の法則です。これは1日に5合の日本酒を、週5日以上飲み続けると、5年でアルコール症になるという法則です。それより少量の3.5合でも週5日以上のペースで飲み続けると10年でなる恐れは十分あるようです。 |
| ●適量飲酒は長寿に貢献 |
昔から適度の飲酒が健康上有益で長生きに役立つという説があり、今や医学的にも定説になろうとしています。
適度の飲酒で長生きをしよう! |